僕はイエス様が嫌いのネタバレレビュー・内容・結末

「僕はイエス様が嫌い」に投稿されたネタバレ・内容・結末

70分でとんでもないもん見せられたな…。

日常を切り取ったんかな?と思わせるような演技とカット。

冒頭の障子に穴を開けるシーンが伏線になる構成も秀逸。

重いテーマに反して、「祈り」を押し付けられたり、弔辞を書き直させられたり、友人の死が単なる出来事として過ぎ去っていくような軽さ。

「これおかしくない?意味ある?」
「それ形だけじゃない?」
と言いたくなるようなことばかりの世の中に一石を投じる傑作です。
序盤ちょっと神様笑っちゃった、キリストで遊ぶなw

あのきちんとした制服に整然とした教室、the ミッション系ってかんじだ。
黒板の「今日の聖句」とか「クリスマス礼拝」とか「老人ホームボランティア」とか、聖歌集とか、朝の礼拝とか、あまりにも日常に溶け込んでたけど、改めて観ると"普通の"学校とは違うんだろうな

馴染ませて馴染ませて、痛いとこ突いてくるかんじ。
2020.07.23
鼻歌歌うおじいちゃん。障子に穴を開ける?
車に乗った子供。曇りを拭いて、窓の外を見る。
おじいちゃんが亡くなり、おばあちゃんちへ越してきて新しい学校へ通うことになった主人公。
東京の学校から、田舎の、そしてキリスト教の学校に移った。
神様の登場シーン、笑ってしまった。
「神様、この学校でも友達ができますように」そう念じて目を開けると光。無音になり、そこから飛び立ち歌と共に消えていって、ここにきてタイトル。笑
小さなお願いをして、叶うことで、神の存在を信じていく。

ある日、大切な友人が交通事故に遭い、祈りをするが、叶わなかった。
「お祈り、意味なかったです。」
の言葉が響く。
教会で友人に向けての言葉を読み、目の前に現れたイエスを両手で潰すシーンも良い。

明け方、障子に穴を開けて外を覗く。
最初のシーンでおじいちゃんがしていたように。
そこには、亡くなった友人と雪の中で遊ん
でいる姿。カメラが上に上がり、終。

最後のシーン、どんな意味があるのか。
救いのようにみえた。


宗教が話のテーマとなると、重くなりがちだが、小さな神が見える形で現れることで、ユーモアとポップさに変わる。
思春期の周囲に馴染めるか不安と戸惑い、宗教との出会い。祈って叶うものではない現実と向き合うこと。
ユラは担任の先生に頼まれる。

突然の事故で亡くなった親友への手紙を書いて、それを全校生徒参加の「お別れの会」でみんなの代表として読んでもらえるかな、て。
それとみんなの前で神様にお祈りをしてもらえるかな、て…。

人がみんなで故人を偲ぶ。
普通だしよくある場面なのに、この作品ではスゴく違和感をもった。
きっとユラの心とかけ離れたテンションに感じたからだと思う。

でもユラは、両親に手紙の内容を相談して、発表できる完璧なものに仕上げてみんなの前で手紙をちゃんと読む。

けど…お祈りはできなかった。
手紙を読み終えたあと、祈るために組もうとした手を聖書に叩きつけた。
「お前なんか消えちゃえ!…」
て神様に言わんばかりに。

タイトルの「僕はイエス様が嫌い」
言い換えれば、僕の願いを聞いてくれなかった神様が嫌い。

作品が伝えたかった意図と少しズレるかもしれませんが、なんか信仰とか宗教てなんだろ?て改めて考えた。

Googleってみたら、
信仰について、新約聖書はこう言ってます。
『信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。』…めんどくさい言い回し。。
でも要約すれば神様を信じなさいてことですよね?

お祈りとか宗教て、人の弱さの拠り所で、神様のおかげや、神様のせいにすることで、辛さとか責任を分かち合うというか、逃げ道を作れる都合のいいものでもある。

ドライにいうと、なんかそれって人間と神様の駆け引きみたいにも思えたり。
子供にはそんなことわからないよね。。

あ、感想というか、、、
何もまとまってないただの呟きになってますが…(笑)
おもしろさを求めると難しい作品ですが、
不思議な余韻が残る作品ではありました。

ユラくんの担任の先生。。なんか言い方や態度がカトリック学校の先生にしては変な威圧を感じたのは私だけかしら?!
うむむ、、
てっきりタイトルからして尖った作品なのかと思いきや全くそんな事はなかった。タイトルは少年の素直な心情を吐露した、まさにそのもの。

是枝裕和や岩井俊二はじめ著名人が数多褒めているが、イマイチ特別な魅力は感じられなかった。
ただ、特に悪いところがあるわけでもないから、ほのぼのしつつもどこか悲哀のあるこの雰囲気にハマる人はハマるんだろうなあという印象。
割とどこにでもある風景や感情を、大人の濁ったフィルターを挟まず、あくまで子どもから見た等身大の世界において描いているところが評価されているのかな?
監督が5つも年下でびっくり。これからに期待のかかる監督さんですね。

自宅に招いての人生ゲームは微笑ましかった。てかカズマ君パーフェクトヒューマンすぎまっせ。現実にこんな子存在するのかと疑うくらい。そしてチャドマレーン起用をエンドロールで知る。


信仰とは。神とは。
小さな奇跡を起こしてくれる神様。
でも一番大事な祈りは叶えてくれない神様。何故神様は助けてくれないの。なんでもできるって言ってたのに…
よし、ゆらくん!マーティン・スコセッシ監督の『沈黙』を観てみよう!
轢かれるシーン突然すぎてびっくり

イエス様?の動作が好き
トントン相撲で勝ったのを喜んでるのとか、
声の出せないイエス様の表現の仕方がサイレント映画と同じようで良かった
キリスト教の祈りに馴染みを覚えてきた頃に…突然の友人の死。。

祈りとは何のためにするのだろう?
誰かを救うためでなく、自分の気持ちを救うため?

そんなの、ユラには納得いかないよね。。
ずっと気になっていた作品をWOWOWで

穴のあいた障子
小さいイエス チャドマレーン
由来と和馬
弔辞 友達を亡くした子に思い出を語らせる拷問
オルガン 賛美歌 
色々な人の「正しさ」がじわりとぶつかっていて、見ていて切なくなる場面がたくさんあった。
子どもの思う 正しさ は、大人の思う 正しさ にどうしても打ち負けてしまうよなあ。

先生が机に置いた白色の献花をゆらくんが青色に変えたシーン、個人的にはとても好きでした。
それをイエス様の願い事で得た(と言ったら語弊があるかもしれないが)1000円札だったと言う皮肉さも。


ゆらくんの演技力にも、ついつい引き込まれてしまいました
小さなキリストが現れて、もっと夢のある話になると思ってたのに、実話みたいだから仕方ないんだろうけど、子供が死ぬ話は嫌い!
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