ぼくのお日さまの鑑賞前に気になってた作品。
銀世界の余白の多い美しさがこの作品にもあって、多くは語らず多くは場面転換せず静かに過ぎていく。
まるで神様頼みのようだけど、結果自分で行動した。だから思…
父の実家に引っ越し、ミッション系の学校に転校してきた少年が主人公。
「神様、この学校でも友達ができますように」と祈ると、一寸法師ならぬ小さなイエスが現れてからのタイトルバックはただならぬセンス。
…
「イエス様」が見えているとき、彼の目は開いている。
祈りに世界は変えられない。そんなことはきっと、ずっと前からわかっている。そうはわかっていても祈ってしまう。この世界はいつだって完璧じゃなくて、そ…
2024 8/10
「この学校では友達ができますように」
と主人公の男の子がお祈りするシーンで、心がキュッとした。
ミッション系の学校に通ってた監督の経験が基になっているそう。こどものピュアな感…
特に良いと思ったのが、
亡くなった祖父が最初のシーンで謎(障子に穴を開ける)を残していったこと。
そしてその謎について想像もつかなかった男の子が、最後には、祖父がなぜ穴を開けていたのか想像し、自分の…
それでも祈ってしまうこと
願ったこと("祈り"とは区別してそう私は呼びたい)がホイホイ容易く叶いまくる序盤は、脚本上必要だったとはいえキリスト教や信仰、祈りという行為そのものに対して、やや軽率な描写…
奥山大史監督の長編デビュー作。
『ぼくのお日さま』が良かったので観てみました。
ぼくのお日さまと同じ様な画角、光や雪が綺麗であの雰囲気。ほんのりとファンタジー。
子供たちの描き方が自然で雪の中で遊ぶ…
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