おさない

僕はイエス様が嫌いのおさないのレビュー・感想・評価

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
3.5
綺麗だったーーー 机の上の献花が光に照らされているところ、礼拝堂、白い雪の上の鶏、ふたりの足跡。

光の捉え方 って遺伝するのかな 兄弟ともこんなに綺麗な光を写すことができるって、流石に才能を信じてしまう。

自分のバックグラウンドに何かしらの宗教(特にキリスト教)があったら、世の中の創作物の解釈がどれだけ広がるだろうと思うことがある。ミッション系のひとが聖書の話を共有しているのがすごく羨ましく思えたことがあるし、クリスチャンの友人の話をきくと世界の見え方がぜんぜん違っておもしろい。絵画も洋画もぜんぜん違って見えるんだろうなあ

一方でクリスチャンじゃないのにキリスト系の学校に通っている人ってどんな気持ちで過ごすんだろう。転校してきたゆらくんが礼拝に参加しているのを観ていたら、オーストラリアのホームステイ先の家族にエホバの商人の礼拝に連れていかれて聖歌を歌った心地悪さがフラッシュバックした。

しかし聖歌や礼拝堂のステンドグラスを見ていると本能的に美しく感じているような気がしてキリスト教がここまで支持される所以を思い知らされるというか。信じたくもなる。うーん祈りとは信仰とは。

たしかに「チャーミング」って言葉で形容したくなる映画だなと思った。納得。