最後まで圧巻。エンドロールでなんでだかわからないけれど涙が止まらなかった。
アニメって世界を作ることが出来るんだと思った‼️すごい‼️
ほとんど水の中のシーンなのに、まったく息苦しく感じないし、むしろ陸よりも解放感があって、清々しくて、呼吸しやすい気さえした。そういう水の描写は初めて経験した。
そして、なによりも素敵だと思ったのは、きちんと自然が恐ろしくかかれていたこと。人を寄せ付けない動物の目や、海の波とか。綺麗なのに、きちんと、恐ろしい。
こんなにも壮大なお話なのに、特別なこととしてかかれていないこともすごい。
それはつまり、
自然の根本、というか世界の根本は、やっぱり非情でできているわけで、情というものがない秩序の中にこそ、本当の美とロマンスがあるのだと、この作者からとても強く、感じた。
自然を恐れているのではなく、それを越えて、畏れてる人でなきゃ描けないストーリーと絵。
絶対、映画館で見るべき映画。
だけど、、とても残念なのはラスト。これは、るかの成長物語ではないです。ここからるかの人生は海に捕らわれていくんだよね?だから最初のシーンがあるのに。。ラストもちゃんと見てる人を置いてきぼりにしてほしかったな。