NM

海獣の子供のNMのレビュー・感想・評価

海獣の子供(2018年製作の映画)
3.8
2020年初めての映画はこれにしようと思ってずっと我慢しての鑑賞。
色々考えたり経験してもっと沢山のことを知りたいということでこの作品を選んだ。

そして26席しかない小さな映画館にて5度目。
この日はプロデューサーの田中さんと、アニメーターの小西さんにもお会いした。


最初は意味がわからなくて、「何言ってんだ?こいつら」と思っていたけど、
ある時に友達に勧められて監督の講習会に行ったんだが、あの作品が4年の月日で作られていたりだとか、CGをなるべく使わない演出だとか聞けば聞くほど深まる作品だなと。

元々原作自体も世界の生命の話をしているから、五十嵐さん自体分かっているけど伝えきれないというのもあっただろうし、逆に監督も伝えきれないと言っていた。

あれを見て1度で世界の事だとか、あの映画の意味を知れたのなら神にでもなれるだろうからぜひなって欲しいと思います。そのぐらい奥が深い作品。

この作品を見て最初は評価2.5とか付けてたけど裏話を聞くだけでこんなに引き込まれるなんてと色々な意味で気付かされた作品。

勿論映画で全て伝えろと意見も勿論あるだろうが、料理でも裏話を聞くだけで更に美味しさが増したりする【付加価値】というのは何処にでもあるだろうと自分は思う。
知れば知るほど、見れば見るほど感じるものが増えて楽しくなるのは海をもぐる感覚に似てる。
NM

NM