まの

マチネの終わりにのまののレビュー・感想・評価

マチネの終わりに(2019年製作の映画)
3.3
タイトルに惹かれて観たかった作品です。

40代の有名なギターリストとパリに住むジャーナリストの女性の恋の話。

一目ぼれの後のパリでの再会、ただそれだけしか会ってないのに惹かれ合う二人。
それが若い世代なら笑って過ごせる事だけど、40代に差し掛かり、色んな人生を経験した二人なら本当にたった一つの恋かもしれない。

劇中で「未来だけでなく、過去も変えられる」と言う言葉がラストに続いていくんだと思いました。多分ラストの後は観た人の考え方に任せると言う感じでしたが、私は最後の微笑みの二人に、明るい未来を見出しました。
日本人の俳優さんなので、フランス映画みたいなロマンティックな感じにはならないと思いますが、福山さんと石田さん、本当に頑張られたと思います。
ギターの音色がとても心にしみる作品でした。
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