予告編であまり期待してなかったけど、すごく良かった！
原作は未読で、メロメロなラブストーリーかと思いきや予想外の展開にやられた。
BGMが上質で余韻を残すラストも良く、映画を観る充実感を味わえたね。
西谷浩監督はガリレオシリーズが良くて、本作も手練れた演出が光ってた。ターニングポイントとなる中盤で激しく掻き鳴らされるアルベニスが素晴らしく、テロと雷が交差する自然な演出、終盤の喫茶店で男1人女2人が絡み合うダンスの練習場面がチラチラ入るとか印象的。
福山雅治のギター演奏が堂に入ってたのはさすがミュージシャンで、石田ゆり子とお似合いな感じが良かった。
でもなんと言っても桜井ユキがすごかったね。
話の流れにちょっと「めぐり逢い」とか「つぐない」を感じた。
