奈緒子

マンディ 地獄のロード・ウォリアーの奈緒子のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初はサイケでぼぉんやりした夢の中みたいで、観続けるのにコーヒー必要だったけど、
後半は我らがニコラス・ケイジ覚醒。オーバーな演技に、車やバイクを乗りこなし、剣にチェーンソーを振り回す。
ニコラス・ケイジに反応する観客(イギリス人)の一体感よ笑

孤独な男の復讐劇といい、最後の車の中での微笑み()といい『追想』を髣髴とさせる。オマージュかな?

「覚醒」したと言っても彼は夢から覚めたのではない。むしろ(LSDで)更にビビットな夢の世界へと突入し、愛する彼女の描く幻想世界で彼女と共に生きることを選んだ。
うつろな夢のような過去ではなく、彼女の幻影と今を生きる更に深く鮮烈な夢の世界へと...。(ちょっと何言ってるかわからない)

映画館で観れて良かった作品。亡くなってしまったらしいヨハン・ヨハンソン氏の音楽がすごく良くて最後には没入感あった。
別に筋がめちゃくちゃ面白いとかではないけどニコラスケイジ好きと一緒に観ると楽しい。
奈緒子

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