マンディ 地獄のロード・ウォリアーのkuritaのレビュー・感想・評価

愛する家族を殺された男の復讐劇ってよくある話ではあるけれど、これはどんどん話も映像も抽象化されていき、寓話的な展開になっていく。
神話的な残忍さでもってむちゃくちゃ血みどろになるわけですけれど、そこもまたやり過ぎかっ、てほどやり過ぎていて清々しいですね。ケレン味っていうんですかね。ドラッグ的なクセになる感覚はある。

あとマンディの風貌、良いね。一般人的ではない。カルト教祖に一目惚れされるだけはありますな。

そしてニコケイの、トイレで絶叫シーンは今年観た映画の中でも1番イイシーンだと思いました。