赤鬼教師が人として未熟過ぎて教え子に教えられるというストーリー。
堤真一演ずる赤鬼先生がもう半端なく人間としてダメ過ぎて共感出来ませんでした。
期待しているから厳しくする、フォローしない、
こういう教師とかコーチとかっていますよね。
このやり方ってそうとう危険なんですよね、
現に本作では、柳楽優弥演ずる教え子ゴルゴが
大変なことになり…私はもう、よ〜く分かりました。こういう構図。
本当、赤鬼みたいなのは、害でしかない。
そりゃ、死ぬ死ぬシーンになったら、泣くしかないでしょ。泣けませんでしたけど。余りにも赤鬼の人間性が幼稚過ぎて。
はっきり言って胸糞悪いです。
よくゴルゴはまともな世界に進んだなぁと。
そして、素直なこと!
これってもう、ゴルゴが赤鬼の人生を良くする為に登場した駒にしかみえない作りになってるよ。
(そもそも原作の重松清が合わない。)
柳楽優弥の演技は、ほんと素晴らしい。
ファブルでもそうなんだけど、
イッちゃってる感じの目つきとかビビるくらい凄い。
あと、ゴルゴ高校時代の役者さんが良かったですね。
(神楽座)