星降る夜にあの場所で

さすらいの青春の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

さすらいの青春(1966年製作の映画)
4.1
明日発売の復刻ライブラリーは買いか否か?②

原作は、あのアンリ・アラン・フルニエの傑作小説です。
それだけでも観る価値ありかと。

前半に実験的ともいえる幻想的な映像が数分出てきますが、それはこのシーンのみ。
他は普通に美しい映像で綴られています。
少々展開が駆け足気味なので途中人物相関がごっちゃになる可能性が…
念のため少々ネタバレになりますが、

父が校長、母が教師をやっていて寄宿舎の経営者でもある家庭の息子Aが主人公。
その寄宿舎で暮らすようになったB(彼が原作のタイトルになっている人物)はAと意気投合する。
ある出来事の後、Cという人物がA&Bと親友になる。
Cには、Dという美しい姉とEという婚約者がいる。

この5人の関係を把握出来ていれば問題なく楽しめると思います。
青春ドラマというよりヒューマンドラマの色合いが強い。

買いか否かの問題となると非常に判断が難しい。
私はここにレビューを書くぐらい好きな作品なのですが、一度原作を読んで好みの世界観かどうか確かめてから考えた方がベストかもしれません☆彡

~追記~
以前、ジーンズの日にちょろっと書いた「ハイウェイ」もまさかの発売のようですね。
個人的には欲しい。
マックイーン好きな方は間違いなく買いでしょう!
何度も書きますが、私は復刻ライブラリーの回し者ではありません(笑)