このレビューはネタバレを含みます
まずまりこ役の女優さんに拍手!
幼稚さだったりあるものに対しての
執念深さだったり感情がある意味豊か。
兄もどこかに光を見付けたかった
だけだとは思うけどしてることえぐすぎ。
他にも色んな生きる術はあったろうに
プライドや劣等感が邪魔をして
そこに至れないわけですよね、きっと。
最後も結局は職場のひとのせいにして。
エンドロール前掛かってきた電話が
小人くんであってほしい反面
あれはただのデリヘル客で
結局あれだけ苦悩しても
楽にお金が手に入る快楽は
簡単に手放せなくてまた妹を
売りにだすんだろうな、
と2回目の鑑賞にて感じた。
でもそこの意地汚さ、
救いのなさを感じたほうが
何故かこの映画がすきになった。