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岬の兄妹のrucasのネタバレレビュー・内容・結末

岬の兄妹(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

終わった後の空虚感。苦しく重たい余韻が続く。それでも生きるのは何故なのか。他人の前ではよそよそしく挙動不審な兄。時々全てを悟っているような行動を見せる妹。段ボールを剥いで差し込んだ光が白く痛々しい。何も、2人を救えない。
心が沈むと困る人には勧められない。

途中何回か気が狂いそうになった(良夫の夢の中で流れた音楽...)。
最後、電話の相手は誰だったのかな。岬に立つ真理子を見つめる良夫は何を思ったのか。
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