おかえり、ブルゴーニュへのjeffのレビュー・感想・評価

全て嫌になり手放してしまったとしても心のどこかに引っかかるものがあるとしたらいつかもう一度向き合わなければいけない時が来る、この映画では「父」が導いてくれる。ブルゴーニュの美しい風景とワインがもたらす刺激のある喜び、一人一人が自分に正直になることをワイン作りと呼応するように見つけていく。クラピッシュ監督ならでは絶妙な編集でそこにスパイスが絡み合う。人生のその断面であるけれど、人生そのものを見ているようなそんな映画でした。