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おかえり、ブルゴーニュへのperimckのレビュー・感想・評価

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)
4.3
「人間は土地に帰属している」というセリフがあった。ワイン造りをして生きてきたならなおのことそうだろうし、そうでなくても故郷は自分のルーツ・根源であることを改めて思い出させてくれる。

兄妹弟それぞれ問題を抱えながらも、ワインを造り、少しずつ前に進んでいく。
ワイン造りは決断の連続で、それによって味が変わってしまう。それは人生にも通じることだし、ワインが時間をかけて熟成するように、家族や人生においても時間が必要な時もある。

アリシアが美人すぎてびっくりしたけど、兄妹弟みんな仲良いいのが素敵だし、すごい嫌な人物が出てきたりせず、無理な展開もなく、話の終わり方も良かったと思う。
最後あたりの「このワインはジュリエットそのもの」というところがグッときました。

見終わった後、とにかくワインが飲みたくなります!自分も前に進まなきゃと思わせるような、いい映画でした。
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