ゆっきー

太陽は光り輝くのゆっきーのレビュー・感想・評価

太陽は光り輝く(1953年製作の映画)
3.5
あの有名な無言の葬列のシーンが白眉ではあるものの、その他、例えばラストの画面奥行きを利用したカット。判事が家の奥に歩いていき、照明がふっと落ちるあのカットの凄さ。(捜索者や長い灰色の線のラストと同じ構図だ)

正直、話が地味すぎて前半は乗れなかったのだが、葬列のシーンを含めた残り30分くらいが素晴らしかったので問題なし!
あと、黒人霊歌が度々歌われるのだが、これがまた良い!サントラ欲しい。裁判のシーンで歌になっちゃうのも良い!あのおおらかさはフォードならでは。
ゆっきー

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