コマンチ族によって拉致された子供達を奪還するため、親達に泣きつかれて交渉の任に就いた旧友の保安官(ジェームス・スチュアート)と大尉(リチャード・ウィドマーク)。
交渉に赴くまでの序盤の展開を観ていると案外演出がコミカルなので「ああ、そういう話なんだな」と観ているとトンでもない、かなりシリアスな話でした。
詳しくはネタバレになるので申せませんが、拉致ということの事の重大さや白人と先住民族の軋轢などについて直截的に描かれているので考えさせられてしまう内容でした。
しかしそんなに重い話でありながらそのことに強くフォーカスを当てない作り方だったので、そんなのでいいの?ジョン・フォードという印象です。
手緩いというかそういうことが得意な監督ではないのは知っていますが...