完全にハマってしまった矢口作品。ウォーターボーイズ以降はもう見尽くしてしまったのでは??
作品を見ただけでこれは矢口監督だ!ってすぐに分かるような独特なタッチのコメディに、毎回苗字は｢鈴木｣であったり、同じキャストが出演していたり、他にもたくさん存在するこだわり、好きです。
でも今回西田尚美さん出てなかった気が…あと田中要次さん見つけるのにめっちゃ苦労しました。笑
前置きが長くなりましたが…
やっぱり矢口監督は今回も楽しませてくれました。
ミュージカル好きな主人公が催眠術でなぜか音楽を聴くと歌って踊らずにはいられない体に。設定はめちゃくちゃだけど様々な場面での唐突のミュージカルにとっても笑わせられたし、特にレストランのシーンは見ていて爽快だった。
矢口監督の作品って悪役があまりいないようなイメージがあって。今回もそうで、どのキャラクターも一見悪役に思えても劇中ではおもしろおかしく描いているのでこちらを嫌な気分にさせない。
そして三吉彩花さんの歌とダンスがとても良かった。綺麗な歌声だし圧巻のダンスで見事。やしろ優さんもとても役に馴染んでいて驚いた。ムロさんも流石です。
出てくる楽曲も私でも知っているものがほとんどだったし、何より笑える場面が沢山あるので、ミュージカルが好きな人も苦手な人でも誰でも楽しめる新しいミュージカル映画。
