この世界の（さらにいくつもの）片隅にのmaddyのネタバレレビュー・内容・結末

女の子の視点で、戦時中の日本のことを描いている。

ボーッとした、純粋無垢な女の子が、私生活でも色々経験し、戦争の影響も受けたえい、様々な体験をする中で、怒ったり、落ち込んだり、悲しみに暮れたり、そして最後は近くにある幸せに気づくそんな作品。

悲惨な空襲のシーンを、色鮮やかに描いた映像は印象的。
漫画、アニメ映像でしか表現できない、戦争映画。

戦後の台風事件が好き。
特に戦争で武器の製造に準じていた義父の帰宅シーンからの、家に土砂が流れるシーン
台風をきっかけに、戦後の何かのスイッチが切り替わったような気がする。

確実にこの作品は将来子供に見せたい戦争映画。
火垂るの墓よりも、見せたい。