基本Primeときどき映画館

この世界の(さらにいくつもの)片隅にの基本Primeときどき映画館のレビュー・感想・評価

4.8
【四の五の言わず観てほしい作品】
↓↓↓鑑賞後、2週間以上経っても未だ心に深く残っているので追加コメント↓↓↓
「後ろからハンマーで殴られるような衝撃の作品」
そんな映画は人生においても、そうたくさんは無いと思う。

今作は間違いなくそんな一本。
ビフォア・アフターで、人生観をも変える一作なので未見の方には絶対に観てほしい。

↓↓↓こっから鑑賞直後コメント↓↓↓
映画館での上映時からいつか観なきゃなぁと思っていた一本。

思い出す限り最近の作品では一番泣かされたかも。
とくに最後の最後での義姉さんの一言は涙腺大崩壊で「これは映画館で観なくて良かったかも」と思わせたぐらい笑

とは言え、涙と同じぐらい笑わせてくれるのが今作の魅力。
時代設定が時代設定なら、間違いなくほのぼのコメディ作品として愛されたと思う。

なので『戦争もの』だからと敬遠せず、ぜひ観てほしい作品。

日常や平和や人生は、もしかするとそれだけで愛おしいものなかのもしれない。
そしてそれを自然に享受できる人たち(才能?能力?)。

ただそれを意図的か無意識なのか、踏みにじり壊す人たち。
そんな人たちのせいで、本来持っていた感性が失われていくことも。

何のために戦い大切な人を失うのか。
これは平時を守るための非常時なのか、それとも平時を取り戻すための非常時なのか。
はたまた極一部の人のみが望んでいる、未だ見ぬ新たな日常のための非常時なのか。

戦場でも、軍部でも政府でもなく、市民(とくに女性)目線の戦争。
出てくる人たちがみんな愛おしすぎて。
たとえ生き延びても誰も無傷ではない。

未だ観てない方は是非‼︎