練馬区東大泉にある東映東京撮影所が制作した作品。
練馬区にある「としまえん」遊園地を舞台に繰り広げられるホラー作品だが、ストーリーと演出は酷い。
としまえんの廃墟のような空間のおかげでホラーチックにはなっている笑
そのチープさが、ある意味「としまえん」らしいかもしれない。
いつ閉園するかわからない「としまえん」を映画にすることで映像としては貴重なものが多い印象。
サイクロンのPOV、日本最古のメリーゴーランドの「カルーセル・エルドラド」が多めに映る。
劇中でも説明があるが、「カルーセル・エルドラド」は機械遺産にもなっていて、ドイツで作られ、コニーアイランドへ渡り、日本にやってきた。
バックステージ(セットかも)まで映るので、としまえんの雰囲気を楽しむ意味では適してる。
としまえんの遊園地としての側面をもっと深掘ることでさらに良くなった気がする。
ディズニーランドにも負けないアフリカ館(現トイザラス)のアニマトロニクスの映像などは本作にもぴったり。
作中とエンドロールに使われる音楽が実際のエルドラドのBGMもしくは、録り直しだったら良かった。
地元の地元による人民のための映画!