元ラッパーとしての意見です。
まず90年代の米HIPHOP黄金時代の楽曲が五月雨のように鳴り響き、お兄ちゃんの部屋やスケボーショップのポスターやアルバムジャッケットなど見ながら、ただただ笑みが溢れてしまいます。
きっと男の子にしか分からない新しいカルチャーへの憧れや初期衝動を行動に移し、体に電気が走ったあの感覚こそ、幼少期における宝物なのではないでしょうか？？
※ただお母さんへの心配とお金を抜く行為はダメ、絶対！！
それぞれのキャラクターに闇があり、どうしようもない状況だからこそ、彼らはぶつかりながらも理解し合える存在なのだと思います。
特にラストシーンは一つの別れなのだと感じますが、彼らが一時でも咲かした大輪の花のような眩しい思い出を颯爽感や、当時のMTV映像のようなPVで締めくくる完璧なシーンだと思います✨
決して理解出来ない、悪ぶることがダサい！そういう気持ちは非常に分かります。
ただあの時に憧れたブラックカルチャーへの憧れはm-flo、スチャダラ、ブッダ等を兄貴がコンポで流した瞬間に感じた当時の私と主人公は何ら変わりません！！
ストリートカルチャー万歳！！
全世界のB-BOYにbig up！！
