タバコに酒にクスリにセックス。
いわゆる不良の仲間内に憧れて飛びこんだ主人公の一コマを描いた作品。
90分台でじんわり余韻も感じられる素敵な作品。
もちろん90年台のアメリカのことなんて全く知らないんだけど、
とても鮮やかに当事者の気分になって引き込まれる点、映像が魅力的だったんだと思う。
不良には憧れないけど、ポリタンクみたいな容器に入った体に悪そうなジュースとか、スケボーにはちょっと魅力感じたもん。
あと、彼らの、自分たちの私生活や未来の展望に満たされない感じもひしひしと伝わってきてよかったな。
自分から見たら、自由で言いたいことなんでも言えて、本当の意味でそのまんまありのまんまでいられる彼らの魅力はあっても、反面やっぱりこのままじゃ何もできないろくに生きられないっていう焦りや不安がつきまとうのよね。二律背反なんだろか。
でもとにかく人の目なんか気にしないで、自分の言いたいこと言える人間にはやっぱ憧れるなって思う。
会社からの帰り道に何回ファックシットって言ったかな。。。
