先日のブックスマートに続いて、フェルドスタイン祭。ブックスマートがシスターフッドでこちらはブラザーフッド。90sに特に思い入れはなく、世代としてはあんまりよく知らない世代（スケートとかもあまり詳しくない）なので、スケートできるのがクールということはそんなに思う方ではないけど、FSくんのルックスはドンズバ（女子の皆さんと同じ目線で見てました）でした。ちょっとガチャピンぽい顔好きなんだよね…。思いの外レイがいい奴だし、なんかクールだし、なんとなくちょっと出来すぎている脚本（おとぎ話かな）なのが気になった。家の中では楽しいことがなく、外に求めたらそこにあったという幸せな子です。ここで、ハニーボーイ思い出しちゃうね。お兄ちゃんたちに可愛がられて、痛い目には合うけどやっぱりちょっと現実離れしてる感じ。それから、レイが説明してくれるみんなの辛さはちゃんと物語の中で語ってほしかった気がするなー。4thグレードは、それまで何も言わないけどいい子だけどちょっと足りない感じ出ててまさに小4なんだけど、ラストでガーンときて、エンドロールは小4のことを思って泣いていたのだった。そして、サンクスにトランプの党大会ばりにフェルドスタインが並んでてウケた。ルーカスヘッジズは相変わらず求められたものをきっちり返す感じ信頼できる。彼のスタイリングや部屋のプロップに力入りすぎじゃ…て思ってたら、帰りがけにそれ指摘してる会話が耳に入ってきて、デスヨネーてなった。キャサリンウォーターストンてなんでこういうちょっとうざったいヒステリー気味で自己評価低い感じの役多めなんかな…。映像は粒子の荒いとことそうでもないとことあって、調べてないからわかんないけど、あざとくフイルム風を狙ってるのかな…ってのも気になったね。
字幕翻訳／岩辺いずみ
2020/09/05
新宿ピカデリー スクリーン2 F列
