この前「ブックスマート」観たばかりなので、天才兄妹の才能を感じまくっております…
自分は別に、90年代を生きた訳でもないし、当時のHIPHOPにはめちゃめちゃ疎いです。ましてやスケボーもやったことがないのに、なぜだか観入ってしまいました。
おそらくその理由は、別に90年代半ばに縁もゆかりもなくても、共感できるキャラの設定や感情なのかなぁと。色んな方向に向きまくる羨望の矢印と思い悩む子どもたちの姿。それがセリフなしでも伝わってくるんだから、俳優たちの演技もまあすごいもんで。長編初出演のプロスケーターが多かったみたいですが、そんなのも感じさせない自然さが素敵でした。
「シングストリート」や「ストレンジャーシングス」がそうであるように、過去のある年代を描きつつも、ただのノスタルジー映画で終わらないというよさを感じました。
90年代の音楽に疎いとは言いましたが、本作の音楽を担当されてる方々、12月公開予定のピクサー作品「ソウルフル・ワールド」の音楽も担当されてるとのことで、かなり期待大です。