つくねちゃん

mid90s ミッドナインティーズのつくねちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

始まりから机のギリギリに置かれたグラスを見つめているような妙に落ち着かない感じがして、それが地面に落ちた時には胸が詰まった。そんな緊張感が常にあった。
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澄んだブルーの瞳の中で見る世界はボヤけていた気がした。だからスティーヴィーは懲りずにまた無茶や危険を犯すのかも。でもそれを繰り返す事が自分を見つけることな気もした。
少なくとも私には強がりで腰抜けだけど、母親の過去を受けいれ、ベッドの横で弟を見守っていたお兄ちゃんが一番かっこよかった。
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どうしようもない中に希望があった、はず。