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mid90s ミッドナインティーズのmのレビュー・感想・評価

3.7
板切れ

あらすじ
1990年代半ば、13歳のスティーヴィーは乱暴ですぐ暴力を振るう兄のイアンと母親と暮らしていた。兄にやられてばかりのスティーヴィーは兄を見返したいと思っていたが、ある日スケボー集団と出会い、自由な彼らと出会うことで彼の人生は変わり始める。

感想
a24は映像がやっぱりいい最高。これといった大きな出来事もなく、やってることはまあいっちゃえばただの悪いことなんだけど、そのときは凄く魅力的に思えたり、刺激的に思えて、彼を育てる要素になるんだろうなと思う。スティーヴィーが可愛すぎるので母親目線になっちゃうからもうやめてと思ってしまう。

彼の新しい友達は自由でなにも考えてなそうに見えて、一人一人事情があり傷つき、生き辛い人生に耐えてる。そんなことは口にしなくても隣にいて、馬鹿馬鹿しい話をしたり、隣にいてくれたりする。あたりまえだけど友達ってすごい大事。レイがイケメンすぎるのでみたらちょっと好きになっちゃう。

兄のイアンはスティーヴィーに暴力ばかりなんだけど、一緒にゲームしたり本当は心配していたり、不器用な人物。ほんとうは変わりたいのだろうなとも思う。人物の表現が細かくていいよね。

90年代の曲がおおく登場するし、90年代!っていう感じの街並みや服装、社会の雰囲気だったりするんだけど、ノスタルジックを楽しめるほど私は大人じゃない。いつか、20年後とかの映画を懐かしいな〜当時はみんなこんな感じだったな〜なんて言いながら楽しめる日が来るのかなあと思う。
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