スギノイチ

砂塵のスギノイチのレビュー・感想・評価

砂塵(1939年製作の映画)
3.6
序盤のキャットファイトが眼福。
恥ずかしがる対戦相手に対し、かたや蹴るわ撃つわで猛り狂うディートリッヒ。
それをソフトなアイアンクローで制するスチュアート。
西部劇のスチュアートは現代劇の「根っから清貧ヒーロー」と少し違って、「優男に見えて実は…」というのが多いな。
なんとも楽しい。

クライマックスが女たちによる決起っていうのは、この時代の、ましてや西部劇ではかなり珍しいんじゃないか。
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