冷蔵庫とプリンター

春のめざめの冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

春のめざめ(1963年製作の映画)
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 ストーリーとしては邦題そのままの内容だが、ロケーションが完璧で惚れ惚れする。詩的で瑞々しい、B.C.200のプリミティブな性愛。ヌーヴェルバーグっぽい感性が見て取れる。日本でソフト化されていないのが不思議な傑作。

 ちなみに日本でも劇場公開はされていたらしく、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫は自身のポッドキャストで、少年時代「子供でも観れます」の謳い文句にそそられて友達と本作を見に行ったが、あまりの芸術性の高さに面食らったというような話をしていた。