太陽は動かないの赤城アオのレビュー・感想・評価

謳い文句の心臓の爆弾設定があまり活かしきれてなかったなぁ。
だってウルトラマンも観てる側からすれば、胸のカラータイマーが鳴るのはピンチだからじゃなくてスペシウム光線を使って敵を倒す合図だもの。
スパイもののお約束を詰め込めるだけ詰め込んだせいで観客側をハラハラさせるための焦らしも余裕も尺もなく、せっかく藤原竜也が緊迫したいい演技してもあっさりと次のシーンに移行して消化不良感がやばかった。
個人的には予告編がピークの映画の代名詞になりそう。