予告編が100点で、でもまああまり過度な期待はしないようにしていたけどちゃんとスパイ映画してて想像していたより楽しかったです。カーチェイスや爆破シーンに良い感じの空撮もあるし結構派手なアクションもあったし見映えも良くて藤原竜也も竹内涼真もかっこよかった。良いバディものでもあった。終盤の船の中のシーンは緊迫感あって楽しめたし電車内の戦闘シーンも好きでした。
藤原竜也の過剰な叫び演技は今回は控え目でどちらかといえばそういうのは竹内涼真の役目で。始まって数分でいきなり叫ぶから、あ叫ぶのそっち？って思った。でも嫌いではないです。
過去パートがちょいちょい長めに差し込まれて、現代パートと雰囲気が違いすぎるから最初は何を見せられてるか分からないけど何を意図しているか段々分かってきて。でも分かってきても何かテンポ悪くなってるような気がしました。まあでも登場人物を掘り下げるとなると必要だよなあっていう。仕方ない。
あとは聞いていて恥ずかしくなるようなセリフがあったりするけど海外のスパイ映画でもそんな感じのが出てくるような気がするのでギリセーフでした。
ミッションインポッシブルとか007と比較するのは酷だけど自分としては面白かったです。やってることはその二つとそんなに大きくは変わらないけど全体的なスケールはやや小さいかも。制作費が桁違いだから仕方ない。続編も作れそうなノリだし次はNetflix制作で見たい。
