原作小説やテレビドラマの存在も知らずに鑑賞。画的に欲しい派手なカットを先に決めて、それを繋ぎ合わせるように作られたようなストーリー、冒頭のアクションシーンでそう感じてしまったのが敗因か。映像は非常に見応えがあるけれども、その分シナリオは拙くなっている印象。“命がけの頭脳戦”の割に皆行動が不用意で間抜け過ぎだし、“24時間ごとに…”の設定もさして効いてない。過去の虐待エピソードはともかくとして、友情や初恋の青春エピソードまで足す必要は無かったのでは。頑張って詰め込み過ぎちゃったような。題名の意味も判らず。
