冒頭の「重い感じ」が乗り切れるかどうか、が勝負！ あえて「重い」のだろうから、ここは礼儀で乗り切って（笑）、この商店街の世界に入ろう。ぼくは、映画見て泣かない人なのですが、今回は不意打ちで。じゅわっと目が熱くなりました。ポイントは２回。予告編に出てくる『じぶんのためにいきなあかん！』と、全てが回収されているラストシーン。ここのための２時間弱。脚本やや甘いのかもしれないが、演技で見る、そんな映画があってもいいし、いまの日本映画にそんなかんじものがないことも相まって、味わいの深い映画だね。子役の子がとにかく最高！見て損はなし！一人でも、二人でも大丈夫かと。
