移民に対する排外思想にとりつかれた男による大量殺人事件。
2011年にノルウェーで実際にあった事件をポール・グリーングラスらしいドキュメンタリータッチで描いた映画。
事件は恐ろしく許されるものでは無いのだけど、驚くのはノルウェーの市法制度。人権を重んじる故だろうが、われわれの感覚からすると、大量殺人犯に対する扱いとは思えないほど緩い。
Wikiで調べてみると実際の犯人は10年から20年の禁固刑に処せられたということだし、2014年には刑務所内での待遇改善の為ハンストをしたり(プレステ3をさせろという要求！)。10年経過した本年に仮釈放を請求したり(さすがに棄却)、理解出来ない。
