るい

7月22日のるいのレビュー・感想・評価

7月22日(2018年製作の映画)
3.7
とんでもない映画を観た。好きな監督の作品だから一応観るかと思い気軽な気持ちで観たが、そんな気持ちで観る作品ではない。事件までの犯人側の動向や被害者達の同行をとても丁寧に描き、事件は計画性を持って極めて狡猾に犯人なりの正義を持って行われたが断じて許してはならない犯行。何の罪もない若い子ども達の命が一斉に失われた。犯行時の一連のシーンはどの映画よりもリアリティーがあり、久々に映画を観てるときに怖さを感じた。撮影方法や監督のスキルまた事件を丁寧に描いてるからである、それに加えて前例がないほどの事件であるから私の想像の追いつかない映像の数々であったからである。片親で母親からの愛情を受けて犯罪を犯した事ない人間でもこのような事件を起こしてしまう。
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