このレビューはネタバレを含みます
実話なんだけど、『24』を思い出すとゆーか。
犯人の行動と被害者の行動が交互に写されて、どちらの事もよく伝わってくる。
爆発の威力のヤバさも、リアリティーある死体描写に、病院での手術内臓描写も素晴らしい。
緊急救命医の凄さも伝わってくる映画。
ってか、首相かっけぇ。
警察って言葉には威力があるよな。安心しちゃって懐にいれちゃうってゆー。
殺し放題な犯人はやばかった。
話し合いなしのぶっころしがすげぇ。撃ち放題!
これが実話ベースでなければ、大喜びでマンハントと叫びたいところだが、実話で同じ事をされた人間がいるのだと思うと、手放しで賞賛を送りにくい。
掃討作戦のように殺し捲くるのテンションあがったんだけどね。
すぐ捕まった犯人に残念感すらあったが、政治声明なのだから当然か。戦争を強調する彼の思考は不気味だったし、独房監禁はイイ罰だと思えたよ。
ただ死刑にするには彼はやりすぎた。
戦争を強調する男を弁護しなければならない立場にいる弁護士の辛さも見えたわ。
息子の名前を調べる瞬間の母の描写はグッと来た。
撃たれて死に掛けてるのに弟を逃がそうとする兄にも感動したし、よく逃げろと言えたな~って。
本当にビリアルは凄い。
こうなってみると、親には救えない。彼が自分で乗り越えるしかないんだなぁとわかる。
ビリアルがスピーチ時の犯人との距離を聞いた時、復讐で殺すのかと思っちゃった。
ちゃんと彼は前を向いてた。
ビリヤルはすげーわ。
政治家目指してるらしいけど、応援するわ。彼に一票いれたくなった!
彼のスピーチ最高だよ!
北欧のクリミナル物って深みが凄いんだよなぁ。
実話だから余計に、ではあるけど……w