トノモトショウ

ROMA/ローマのトノモトショウのレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
3.0
家政婦の日常を淡々と映し出すだけで、そこに極端な起伏はない。70年代メキシコにおける階級社会から生まれる格差は見えるが、そこまであからさまに描こうとはしない。しかし、だからこそじわじわと差し迫るものがあり、不幸でもあるし幸福でもある生活というものは、多くの人々の共感を呼ぶのかもかもしれない。