言葉の少ない作品で、十分に理解できたとは言えません。ただなんとなくの感想です。
昨日、街で大きな混乱がおきようと、飛行機は飛んでいく。家族を大きな悲しみが襲おうと、洗濯物は溜まっていく。自分ではまだよく理解できない悲しみの気持ちに涙が止まらなくなった子どもたちも、次の日にはおしゃべりが止まらない。
自分に何があったとしても昨日と同じように毎日は続いていく。
突然何かに翻弄されて、いつもの毎日からこぼれおちてしまうんじゃないかと自分では思っていても、結局また次の一日が始まってしまう。
味もそっけもない毎日だけれど、時には素晴らしい瞬間が訪れる事があるのかもしれない。