塩豆大福

ROMA/ローマの塩豆大福のレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
4.9

映画館で一週間だけ限定上映ということで観てきました。

出だしがほぼ無音状態という苦痛に虐げられる。内容をあまり知らずに見たため、尚更どの様に話が続いていくのか予想できずに振り回された。中盤からようやくテンポを掴み出したが、主人公に影響されたためなのか、危険なシーンになると、どうしてもネガティブな結果を期待してしまっていた。

太陽をバックにみんなが抱き合うポスターのシーンが頭から離れない。どのカットも意味があるように思わされる。

もどかしい葛藤を移され、突然のラスト。こんな唐突な終わり方は初めてで、珍しく食い入るようにエンドロールを眺めてしまった。

賛否両論分かれるかもしれないが、私はこの映画がとても好きになった。観るときの感情や相手に影響されると思う。是非映画館でこの映画とまじめに向き合って欲しい。
塩豆大福

塩豆大福