映画館で一週間だけ限定上映ということで観てきました。
出だしがほぼ無音状態という苦痛に虐げられる。内容をあまり知らずに見たため、尚更どの様に話が続いていくのか予想できずに振り回された。中盤からようやくテンポを掴み出したが、主人公に影響されたためなのか、危険なシーンになると、どうしてもネガティブな結果を期待してしまっていた。
太陽をバックにみんなが抱き合うポスターのシーンが頭から離れない。どのカットも意味があるように思わされる。
もどかしい葛藤を移され、突然のラスト。こんな唐突な終わり方は初めてで、珍しく食い入るようにエンドロールを眺めてしまった。
賛否両論分かれるかもしれないが、私はこの映画がとても好きになった。観るときの感情や相手に影響されると思う。是非映画館でこの映画とまじめに向き合って欲しい。