料理、洗濯物、空と海、どんな色?肌も髪の毛、目の色も。ボラスは黒だよね。
どんなに辛いことがあっても、理不尽な時代の波に流されても、騒々しい世界で生きていかなくてはいけない。時に大声で泣き、時に癇癪を起こしながら。
それは時代や場所が違っても、共通していることらしい。(くたばれ!と思う相手((元彼))が、のうのうと生きていることも然り。)
生きること、死ぬこと、命。壮大なテーマがこの作品に込められているのがわかる。けど今現在のわたしはそれよりも、クレオの日々の姿を通して家事の美しさに見惚れていた。丁寧な暮らし方。
きっと数年後に観たら全く違った感想を抱くんだろうな、それがもう既にわかってる。