【妖精たちが夏を刺激するナマ足魅惑のマーメイド】
ティモシー・シャラメ×青春×A24×バカンスと計算機がエラーを返しそうなほど傑作な予感しかしない作品。しかし、評判が思いの外悪く、恐る恐る観たのですが、監督の「あんなことやりたい」「こんなことやりたい」が中途半端に炸裂した作品でした。つまり、どっかの映画で観たい感じ「しか」ありませんでした。
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変わった夏を送りたいとシャラメ君はバカンスパーティに潜入したり、ナンパしたり、ドラッグに挑戦して難破したりするという内容。
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まあ、バカンス映画に弱いのでパーティのシーンやドライブインシアター、遊園地のシーンは好きだよ。ただ、いくらP.T.Aが好きだからって『ビタミンC』のサントラを流すだけで『インヒアレント・ヴァイス』感出せると勘違いしているとこれが鼻に付くし、これぞ俺にしかできないクライマックス、忘れられない夏描写だと提示されるのが、あまりにも普通。なんなら、ブンブンの夏の方がよっぽどハードコアだし、魂揺さぶるものがあるはと思ってしまいました。本当はもっと深く掘り下げていきたいのだが、肝心なところがネタバレ厳禁ポイントなので、ブログの方にでも挙げることにしよう、、、
