インディ・ジョーンズっぽくて、パイレーツ・オブ・カリビアンっぽくて、ナショナル・トレジャーっぽかったです。
パークのアトラクション「ジャングル・クルーズ」を意識したシーンはかなり少なく、メインプロットはよくある冒険映画です。特に後半はそうです。せっかくジャングルをクルーズするアトラクションをテーマにしてるのだから、もっと船上で話を広げてほしかったです。船が基本的にただの移動手段としてでしか使われていなかったのがなんとも残念。
演出は３Dを意識しているのが多かった気がします。飛び出す用の為に撮られたようなシーンも多くあり、あからさますぎて臭かったです。 ｢エスター」の監督ということで、敵の魅せ方はなかなか恐ろしかったです。デザインはおどろおどろしくて怖かったし、単純に気持ちが悪かったです。無駄に多いジャンプスケアもホラー映画っぽかった。
キャラ、演技はみんな良かったと思います。特にエミリー・ブラントのアクションが素晴らしかった。体を張ったシーンが多かったですね。ファンには堪らないと思います。
総合的に見たら普通に面白かったですし、2時間以上ある割にはあまり長く感じなかったです。すごく楽しかったし、満足感もあります。けど、後に残る映画ではないと思います。
次いつ見るかは分かりませんが、まあ見たら見たらで凄く楽しめる映画だと思います。無難な冒険アドベンチャー夏映画です。
映画館で見る価値は大いにありますので、気になった方は是非劇場へ！
