平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVERのスイミーのネタバレレビュー・内容・結末

なんか尖ったことしてる……。

ライダー大好き高校生の願いにより、『仮面ライダーがTV番組として放送されている世界』にやってきたライダーたちは、自分たちが虚構の存在だということに気付かされる……というストーリー。この時点で既に面白い。世界にクウガが誕生するかどうかで、その後のライダーの実在が分岐しているという設定も理に適っていたと思う。

それに加えてニクい演出も多くて、高校生の回想で流れるヒーローショーの映像なんかは、かなり来るものがあった。
他にも、電王組のシーンは言わずもがなだし、子連れの若いお父さんがクウガを呼ぶシーンや、改変後の兄弟の写真、エンディングで流れる歴代主人公俳優たちの画像等、良かった部分を上げ出したらキリがない。

たとえ虚構だったとしても、記憶や思い出という形で人々を支えてくれている。それが仮面ライダーの在り方なんだなと、少し感動してしまった。見て正解だった〜。