こういう作品は、タイムリーに観るからこそ面白さが倍増するってことがある。ゲラゲラ笑える作品は劇場体験したくなっちゃうので、映画館に合間をぬって観てきました。
パンパンの映画館で声だして笑って面白かったぁ。さすが三谷幸喜さん。誰も傷つけず、演者さんの技量としつこめの脚本と三谷ワールドに安心して楽しませてもらいました。政治ネタ良き。
真ん中に中井貴一さんが記憶喪失でたじろいでて謙虚でそれがめちゃめちゎうまくておもろいの。こういう貴一さんみんな好きだよね、っていうやつ。その周りに被せるようにみんなボケてくるから、クスクスクスクス。ずんの飯尾さんとか梶原さんとか出オチやし、ごそごそしてるだけで、もうおもろいしずるい。田中圭くんも無駄に筋肉見せてきて（確実に三谷さんの指示やと思われ）前半も後半も終始可愛くて、おいしい。飛び降りちゃうのとか好き。三谷さんのお遊びが。
それにしても小池栄子ちゃんです。この顔ぶれに列記として並んでなんの見劣りもしない。それどころか女優さんとしての実力と存在感にニヤニヤしてしまう。うまい。どんどん綺麗になっていく。安心感がすごい。本当に素晴らしかったです。コメディ最高です。
