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記憶にございません!のbadhabitのレビュー・感想・評価

記憶にございません!(2019年製作の映画)
3.1
三谷幸喜らしいほのぼの、ドタバタコメディーに政治への風刺をスパイスとして加えた作品。三谷幸喜はもうずっとラヂオの時間みたいなのを撮ってんね。それでいいと思う。三谷幸喜には三谷幸喜作品という需要がある。この緩い空気、時々すごく恋しくなる。
金曜ロードショーとか、あー一週間終わったなーって家でだらだらしながらテレビで観たいような、ゆるゆるお茶の間で楽しめるような映画。苦しかったり心を強く揺さぶられることはないので安心してご家族でお楽しみください。
出てくる大人が全員、「三谷幸喜作品の登場人物」の香りをさせて可愛らしく憎めない。自分が年をとった時絶対石田ゆり子になりたいと思った。小池栄子は最近脂がのってるな〜。
ROLLYと濱田龍臣、全然わからなかったな。濱田龍臣くん大きくなり過ぎじゃない…?
田中圭ががんばる度、「ああ〜翔太くんかわいいんじゃあ〜」と思いながら見てしまった。作品が違った。本当に大型犬みたいな役が似合うな。
人間、きっかけがあればきっと変われるんだな。それが偶然であろうと。
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