なんか僕が言うと安っぽい気がするけど、綺麗な映画でした。映像も、人も。
所々雑な感はあるけども。
恋愛系は自分的にはかなり珍しく、大丈夫かなと思いつつ観賞。
でも、これは恋愛系ではないのね。
ヒューマンドラマというか、日本語って難しいですね。恋愛系だって大別すればヒューマンドラマだし。
ただ、この映画に恋愛という青い言葉が似合わなくて、表現に困ります。
初恋なー。
あったな僕にも。
実りはしなかったけど、とても幸せな初恋でした。
こういう風に過去の恋愛を思い出すことそれ自体が、初恋という青臭い言葉に終末じみた哀愁を漂わせる。
広瀬すずは勿論、その広瀬すずと並んで映る森七菜が素晴らしかった。
多分強く意識して撮影されたと思われる、ワンピース姿の少女ふたり。それが実際なによりも強いメッセージ性をもっていた様に思う。
30代40代辺りの大人には特に刺さりそうな映画でした。
たまにはこういう映画もいいな。