ある訃報から始まり、青春時代から甦ったエヴァーグリーンな想いは失われることなくずっと続いていく...
切なく瑞々しい高校生たちの恋バナが絶品で心が浄化された気がしました✨
湿度高めな宮城の夏の風景も田舎の情緒と風情があってよかったです。
普段の連絡がメールやSNSに成り代わった現代だからこそ相手に心を込めた手紙を書くというのは時間も手間もかかる美しい行為なのかもしれません。
作家として行き詰まり無力感にとらわれていた乙坂に、美咲の人生には彼がたしかに存在していたことがわかるシーンでは号泣しました😭
前半のどこかファンタジックでせつない世界の闇を後半で一手に引き受けたような存在の阿藤とその恋人。
物語のトーンが変わるこのキーパーソンをかつての『Love Letter』主演二人にあてがい、自作のセルフイメージをも更新していく姿勢にもぐっときた。
やさぐれて荒ぶるトヨエツ様好き...💕
あと夫のペン入れしている原稿が鶴田謙ニの絵柄だったのであれ?と思ったけど、そういえば庵野氏とはガイナックスつながりか~と納得。
ボルゾイ2頭は鬼畜で笑った🤭