さと

ラストレターのさとのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
4.7

岩井俊二監督のファンであることは
私の誇りだ。


中学時代、初めて観た
花とアリス、リリィシュシュのすべて
に心を奪われたのは、共感できる表現が
多かったという理由だけじゃない。


どこかに置いて来たはずの気持ちを
大切に表現してくれる人だと思った。

岩井監督の作品はどれを観ても
まるで、片思いをしているか
のような感覚になる。


ラストレターは、
最高だった。

映画である以上のものが詰め込まれている。

人間って、こういう言葉を使って
気持ちを表現するだとか。
大人は大人なだけじゃないとか
子どもは時には大人を卓越しているとか。


観終わって、拍手がしたくなる
そんな岩井監督の最高峰だと思う。
さと

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