原田マハ氏の本でアート関連に興味を持つようになったここ数年。
今まではゴッホといえば、「耳を切り落とす」「売れない不遇の画家」「弟がいる」というエピソードしか知らず、何となく、本当に乱暴で雑な表現だけど『可哀想な人』というイメージだった。
だけど、誰にでも当てはまることだとは思うんだけど知れば知るほど奥行きを感じると言うか、その人の多面的な部分を知り、もっと知りたいという欲が出てくる。
見ていると、あら?あなた?オスカー・アイザックかね?君は?
と思ったら「あなた!!ゴーギャンなのね!」
と、トトロに会ったメイちゃんばりに興奮してしまった(笑)
ゴッホもゴーギャンもウィレム・デフォーとオスカー・アイザックにぴったりという感じだし、あら!!マッツ・ミケルセンも!!
渋めラインがたまんない。
映像も刹那的で美しく、これは劇場で見たら尚のこと最高だっただろうなぁと。
「平らな風景を前にすると永遠しか見えない」
この言葉がすごく心に残っている。
原田マハ氏のゴッホ題材の本、まだ読んでないのがあるので早速読もう。
2023/08/24