永遠の門 ゴッホの見た未来の作品情報・感想・評価・動画配信

永遠の門 ゴッホの見た未来2018年製作の映画)

At Eternity's Gate

上映日:2019年11月08日

製作国:

上映時間:110分

あらすじ

「永遠の門 ゴッホの見た未来」に投稿された感想・評価

自分の眼差しの純粋さ

止めどなく降り注ぐ目の前の現象

描き留めておく事の衝動

絵描きが持つ特異性とかより
どこまでも自分を深掘りした生き方

現代へも通ずる生き辛さ

誰かに認めてもらいたい
見てもらいたい
受け止めてもらいたい
愛されたい

そんな気持ちを抱かせる作品

ゴッホの絵をコロナ禍前に
鑑賞したのですが、
筆の躍動感と色の打ち付ける繊細さ
オランダの美しい風景が思い浮かぶ
素敵な体験でした。
記録。

映像の美しさと、独特のカメラワークが合わさって不思議な空間演出になっていた。ヴィンセント目線もあれば彼の内面を映し出しているような雰囲気もある。

録画していたのを観た日が、偶然にもヴィンセント・ファン・ゴッホの命日で驚いた。
★★★liked it
『永遠の門 ゴッホの見た未来』 ジュリアン・シュナーベル監督
At Eternity's Gate

ウィレム・デフォー as ゴッホ

精神病
弟テオの援助
ゴーギャンとの友情

おもんないが、見入ってしまう
デフォーの演技

Trailer
https://youtu.be/T77PDm3e1iE
kty

ktyの感想・評価

3.9
ウイレム・デフォーが演じる晩年のゴッホの虚ろだがギラついた瞳。
兄を暖かく見守る弟テオを演じるルパート・フレンドの優しい眼差し。
孤独なゴッホに寄り添ったゴーギャンの憐れみ。

兄弟愛と友情と別れが切ない。

果たしてゴッホは悲劇の人だったのか?絵を描く行為が生きがいだったから幸せだったのかもしれない。

カメラは彼の足元や指先、狭い部屋、陰鬱な病棟という暗い世界と、戸外の陽光のきらめく黄色と緑の原野と澄み切った青空という油彩画そのまんまの明るい世界を捉える。

まるで、観客に、ゴッホが見た世界を追体験して欲しいように感じた。

また画集でおなじみの作品のモチーフの人々や小道具や風景がサービスされていて絵画の好きな人はニタニタしてしまいそうだ。

芸術に関する金言も盛りだくさんだった。

良い絵の前には無数の失敗と破滅がある。

永遠とは来るべき時。

天使は悲しむ者の近くにいる。
そして病は時に人を癒やす。

病気の状態が絵を生むんだ。

人は僕を狂人と呼ぶが、狂気は最高の芸術だ。

平らな風景を目にすると永遠にしか見えない。

意識が自分の外に流れていく。

観る度に新しいものが見つかる。

自然の本質は美。

描かれた現実は独自の現実。


絵画には解説がない。絵画から何を読み取るかは、その人が感じる美か、事前に刷り込まれた情報、またはそれら両方入り混じったものだと思う。

絵画の鑑賞と、創造の参考になる作品でした。😊
伝記映画というよりは晩年のゴッホの内面を視覚的に描いた作品。ゴッホの視点だったり相手の視点だったり俯瞰だったり、そうではない何かの視点(足元のアップとかゴッホの真後ろをついていったり)だったり、目まぐるしく変わるアングルも見どころ。
マッツ&マチュー!
torakkichi

torakkichiの感想・評価

3.8
スゴい映像美…歩いてる足元の草木だけでもあんなにカラフルで、一時停止したら画面がまさにあのゴッホの絵のタッチそのものだった。

天才と狂気が紙一重な雰囲気もスゴく感じられて、精神的に落ちてる時とかヤバい時に観たら一層ややこしことになりそうな空気もあった。

しかし、どんな風に生きた人なのか、はたまたどんな風にしてあんな力強い魂の作品が生まれたのか、興味深かったのでホントに観て良かった。
天性の才能故の孤独、疎外感、周りとの齟齬…観てて辛くて悲しく痛々しかった。はじめの生き生きと絵を描く姿から最後の衰弱した顔…壮絶な苦悩が丁寧に描かれています。神父と対話する中で、神は時を間違えた、自分は未来の人のために絵を描いている、ということをゴッホがいうシーンがあるのだけど それを彼自身がわかっていてくれていたならば少しは救いがあったのかなぁと思えました(彼の死後の評価は言うまでもなく)
megumi

megumiの感想・評価

3.7
絵画みたいに美しく、
ゴッホの苦悩に胸が苦しくなり、
この説はこの説で良いなー、と思えるラストでした。
私としては、ゴッホの生き方とか、人生、ってところより、極めて天才の芸術家の、物や人間や自然、の見え方、感じ方、表現法、の方が興味深く、面白かった。
この映画では、ゴッホ自身の見た景色を、映画画面上では、下半分がボケてるような映像にして表現してるのかなって観てた。
やっぱり、こうゆう人には、私達凡人には見えてない、物、自然の真実の姿が見えてるんだな。
森を見て、その中の根っこだけを描く、みたいな、凡人からしたら「なんだこの絵?」みたいな。
そして、それをキャンパスに描き出す、奇跡。
でもその奇跡の素晴らしさは数十年経たないと人々には見つけられない。
ゴッホ自身語ってる。
「イエス様も、その言葉は死後、数十年経ってから理解された。」
そうです。真の芸術は数十年見続けないと理解できない。
だから、天才芸術家は可哀想な気もする。
だって、エンタメの天才は、その日から大金持ちがもん。
でも、その価値は、「永遠」なんです。
ウィレムデフォーは、見た目がずるいけど、自然な演技で流石でした。
それと、ちょっとわざとらしいけど、浮世絵に影響された絵や、代表作が登場するので、楽しい。
アート関係の人たちは、必見でしょう。
主にゴッホが南仏のアルルに拠点を移し亡くなるまでの約2年間を描く映画。

自分がゴッホのことについて知っていることは生前は評価されなかった、耳切事件、自殺くらい。

ゴッホのことを知れたが別に面白いわけではなかったかな。

ウィレム・デフォーがめちゃくちゃゴッホだった。
37歳で亡くなるゴッホを還暦を過ぎたウィレム・デフォーが演じても違和感がないのは自画像に似てるからかな?

死因はそっちの説もあるのね。
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